2014年10月01日
秋色アマゴを探して(2014渓流最終釣行)
トラウトルアー釣行 2014の19 w SS

2014年9月28日 晴れ
とうとう2014年の渓流も最終釣行となった。
SSと秋色アマゴを探しに谷を歩いてみる。
のんびりと、長閑に。
2014年9月28日 晴れ
とうとう2014年の渓流も最終釣行となった。
SSと秋色アマゴを探しに谷を歩いてみる。
のんびりと、長閑に。
今年もワンステップ進歩したかな?
(去年は24釣行で86尾、今年は18釣行で114尾+α と数も増えたし、
イワナ・ヤマメで尺越え & ヤマメのサイズアップできたし。
釣果気にしないと言いながらも素直に嬉しい)
まぁ、渓流域では何とか形にはなってきたかなと思う。
(本流域はからっきしだけどね (^ ^ヾ )
そんな想いを振り返りながら、叙情的にロッドを振る。
タックルは迷いの無い
ExpertCustom560UL(改K) (92尾)
ABU Cardinal 33(改X) (86尾)
( )内の数字は今期の数え値である。
ルアーは自己流チューンの TX50SRD SA50RB を試投する。
時期的にも最終やし、昨日の土曜日に叩かれまくり抜かれまくっているであろうから、激シブは承知の上。
多くは期待しない。というか、全く期待感はない。
ただただロッドを振りたい欲求にかられて来た。
入渓早々に綺麗なアマゴが挨拶してくれた。
(やった!SSより先に最初の1尾だ!)と心の中で喜ぶ。

だが、その後は予想通り渋いなぁ。
まぁ、そこそこ魚影がある川、退屈しない程度にアマゴ達が戯れてくれる。
新しい足跡を見ながらも釣り上がりで遡行していくと、前方に餌師2人組み発見。
あれ?入渓点の車輌は我らだけの筈だよね?。
「途中から入った?」「我々より早朝に下から上がった?」
さっきのクッキリ足跡は彼ら?
どうやら上流から釣り下ってきてるようだ。
「ちわー」
「下の方は車いっぱいだから、上で入って堰堤でUターンして釣り下ってきたんだよ。ルアーで釣れる?」
「まぁまぁだね、けどやっぱ渋いけどねぇ」
「(餌でも)釣れてるけどサイズがね(と手で小ささを表現)」
「魚篭も持たずに、やっぱりルアーはキャッチ&リリース?」
と言うベテランっぽい彼らの手には「活かし船」。
鮎も終わりかぁ。
「じゃあ頑張って」と。
明るいオヤジ2人達だった(笑)
↓こんな感じ

しかし!ベテランっぽい彼らの歩いたあとは、激シブ!!
此処は谷、谷では竿抜けになる所が少ない。
マジで竿抜けでしか出ない。
時間も正午を回り、行きたいお店もあったので一旦退渓し、車へと林道を歩く。
カップルが乗る1台の車が停車。助手席の女性が
「ここには初めて来たんですけど、簡単な入渓点ってありますか?」
SSが「この先、云々かんぬんで、カクカク鹿ジカ」と説明すると、彼らは上に走り去った。
我らは林道ショートカットで森を抜け、車に戻りウェーダーを脱いでいると、先程の車が下ってきた。
こんどは運転席の男性が
「簡単に入れそうな所が分からなくて・・・・・・」と。
俺は「アレッ?」と思い、帽子を脱ぎ、偏光を外す。
「アーーッ!!」と。
「オーーッ!!」と。
ぬぁんとぉ!!、10年程前に僕を支えてくれてたスタッフの1人だった!!
マジで10年ぶり?くらいの再会だ!!
今日、僕らが最終釣行にコノ谷を選んだ事。
彼らがいつもと違う初めての谷に行く事になった事。
僕らが撤収する前に彼らがUターンして下りて来た事。
彼らが林道の分岐点で右を選んだ事。
2度目の遭遇が運転席側だった事。(1度目は助手席側)
携帯電波も無いこの山奥で、お互いの座標が寸分違わず一致し、
どこかで行動が数分ズレていたら起こらなかった「まさに奇跡」。
(彼らが青信号1つ赤だったら?赤信号1つ青だったら?)
(僕が魚の写真を撮らなかったら?或いはもう1尾写真を撮っていたら?)
(餌師のオッチャンと話さなかったら?長話ししたら?)
そして、ポイント1つもうちょっと粘ってたら?
奇跡的とも思える出会いだ!!
最終釣行に相応しい奇跡をありがとう!
彼らと別れた後、車で40~50分程の目的のお店を目指す。
山々を越えてまで行きたいお店。
機械や設備を使わず、その日の状態で全て手仕込みのうどん屋さん。
途中でSSが電話を入れると・・・・店を閉めてしまったとの返事が。
「粉や素材にストレスを掛けたくないから全て手で」と語る、人の良い御主人が1人で切り盛りしてたのだが。
「こっち方面に来る理由が減ってしまった」と少し寂しそうに語るSSの横顔が見えた。
まぁ、違うお店で「茄子揚げ浸し蕎麦」の2倍盛りをいただく。
これはこれで美味い。

満腹になりマッタリしていると強烈な眠気に襲われ、もうここで上がっても良いかな?とさえ思ってしまう。
しかし、SS謹製の珈琲を飲みに沢に行くと、ムクムクと川に立ちたい欲求が。
SS謹製珈琲を頂いた後は、地図にも無いような名も無き沢を上がる。
手にはTIERIA Jr KZTRJ‐461ULS
そう!定価で税込み¥1,980-のグラスロッド。
かの有名な?「鱒レンジャー」より安かったりする(笑)
SSも同クラスのロッドを使うが、グリップ&ガイドを変更し「狭小域スペシャル」として立派?になっている(笑)
勿論シャレっ気もあるのだが、実は川幅1メートルにも満たないような流れにはベストマッチだったり。
すっかりイトウクラフトに馴染んでしまった僕の手には近距離キャストが難しい!!

「いかにも」ってポイントでは追いがあるが、どうしても口を使わせられない。
それに、獣道が沢を横切ってて熊の足跡あるし、新鮮な熊のウンチあるし、
SSは蛇を踏んだままで平気でキャスト&トゥイッチしてるし (; ;)
下半身をSSに踏まれ上半身を持ち上げ悶えてる蛇を見て、SSに一言。
「SS、右足を上げてあげて」
「あっ、全然気付いてなかった(笑)」とSS
SSの束縛から開放された蛇君は水面を渡り一目散に逃げていった。
もう、とにかくネイチャー過ぎて釣りに集中できない!
おいらは早々にギブアップ。
収穫少なそうな沢を後にする。
時間も16時になり、今期最後の入渓はやはり去年と同じ川に。
去年の最終は夕日をバックにSSの手から流れに帰っていくアマゴを見送って終わった。
センチになったオイラは魚なんかどうでもよくなり、1年の思ひ出に浸りながらキャスト。
最終釣行の寂しさを感じながらキャストをしていると、少しだがアマゴが戯れてくれた。
日も傾きオレンジに染まった頃、PEがリカバリー不能のトラブルに。
今更PEを切ってリーダー組み直すのも面倒臭い。
これでもか!という程の釣り師達の足跡の中を釣りするSSを眺めながらのんびり歩く。
いよいよ退渓点。今年も終わりか。
というところでSSのロッドにアマゴが!グルグルとローリング!!
日も暮れようという瞬間に、手を濡らし優しく支えるSSの手の間からスルスルっと帰って行くアマゴを見送って終わりとした。
最後までやってくれる男だぜ!
ほんの先程までの川を眼下に眺めながら、スナップを切りロッドからリールを外した瞬間、終わったぁという充実感に包まれた。

TIMON藤村氏より弊Facebookへ書かれた
「今シーズンは如何でしたか?
楽しめましたか?」の言葉、ジワ~って沁みた。
タックルデータ
(川、谷)
ロッド
ITO.CRAFT ExpertCustom560UL(改K)
リール
ABU Cardinal 33(改X仕様)
ライン
PE0.8号 + リーダー6lb
ルアー
RAYTUNE SA50RS
ANRE'S Shuri 45S
EGOIST Leaf Roots 40S
EGOIST Leaf Original 40S
それと
SA50RB
TX50SRD
の試投(ロスト)
(沢)
ロッド
TIERIA Jr KZTRJ‐461ULS
リール
ABU Cardinal 33(改X仕様)
ライン
PE0.8号 + リーダー6lb
ルアー
RAYTUNE SA50RS
EGOIST Leaf Original 40S
(去年は24釣行で86尾、今年は18釣行で114尾+α と数も増えたし、
イワナ・ヤマメで尺越え & ヤマメのサイズアップできたし。
釣果気にしないと言いながらも素直に嬉しい)
まぁ、渓流域では何とか形にはなってきたかなと思う。
(本流域はからっきしだけどね (^ ^ヾ )
そんな想いを振り返りながら、叙情的にロッドを振る。
タックルは迷いの無い
ExpertCustom560UL(改K) (92尾)
ABU Cardinal 33(改X) (86尾)
( )内の数字は今期の数え値である。
ルアーは自己流チューンの TX50SRD SA50RB を試投する。
時期的にも最終やし、昨日の土曜日に叩かれまくり抜かれまくっているであろうから、激シブは承知の上。
多くは期待しない。というか、全く期待感はない。
ただただロッドを振りたい欲求にかられて来た。
入渓早々に綺麗なアマゴが挨拶してくれた。
(やった!SSより先に最初の1尾だ!)と心の中で喜ぶ。

だが、その後は予想通り渋いなぁ。
まぁ、そこそこ魚影がある川、退屈しない程度にアマゴ達が戯れてくれる。
新しい足跡を見ながらも釣り上がりで遡行していくと、前方に餌師2人組み発見。
あれ?入渓点の車輌は我らだけの筈だよね?。
「途中から入った?」「我々より早朝に下から上がった?」
さっきのクッキリ足跡は彼ら?
どうやら上流から釣り下ってきてるようだ。
「ちわー」
「下の方は車いっぱいだから、上で入って堰堤でUターンして釣り下ってきたんだよ。ルアーで釣れる?」
「まぁまぁだね、けどやっぱ渋いけどねぇ」
「(餌でも)釣れてるけどサイズがね(と手で小ささを表現)」
「魚篭も持たずに、やっぱりルアーはキャッチ&リリース?」
と言うベテランっぽい彼らの手には「活かし船」。
鮎も終わりかぁ。
「じゃあ頑張って」と。
明るいオヤジ2人達だった(笑)
↓こんな感じ

しかし!ベテランっぽい彼らの歩いたあとは、激シブ!!
此処は谷、谷では竿抜けになる所が少ない。
マジで竿抜けでしか出ない。
時間も正午を回り、行きたいお店もあったので一旦退渓し、車へと林道を歩く。
カップルが乗る1台の車が停車。助手席の女性が
「ここには初めて来たんですけど、簡単な入渓点ってありますか?」
SSが「この先、云々かんぬんで、カクカク鹿ジカ」と説明すると、彼らは上に走り去った。
我らは林道ショートカットで森を抜け、車に戻りウェーダーを脱いでいると、先程の車が下ってきた。
こんどは運転席の男性が
「簡単に入れそうな所が分からなくて・・・・・・」と。
俺は「アレッ?」と思い、帽子を脱ぎ、偏光を外す。
「アーーッ!!」と。
「オーーッ!!」と。
ぬぁんとぉ!!、10年程前に僕を支えてくれてたスタッフの1人だった!!
マジで10年ぶり?くらいの再会だ!!
今日、僕らが最終釣行にコノ谷を選んだ事。
彼らがいつもと違う初めての谷に行く事になった事。
僕らが撤収する前に彼らがUターンして下りて来た事。
彼らが林道の分岐点で右を選んだ事。
2度目の遭遇が運転席側だった事。(1度目は助手席側)
携帯電波も無いこの山奥で、お互いの座標が寸分違わず一致し、
どこかで行動が数分ズレていたら起こらなかった「まさに奇跡」。
(彼らが青信号1つ赤だったら?赤信号1つ青だったら?)
(僕が魚の写真を撮らなかったら?或いはもう1尾写真を撮っていたら?)
(餌師のオッチャンと話さなかったら?長話ししたら?)
そして、ポイント1つもうちょっと粘ってたら?
奇跡的とも思える出会いだ!!
最終釣行に相応しい奇跡をありがとう!
彼らと別れた後、車で40~50分程の目的のお店を目指す。
山々を越えてまで行きたいお店。
機械や設備を使わず、その日の状態で全て手仕込みのうどん屋さん。
途中でSSが電話を入れると・・・・店を閉めてしまったとの返事が。
「粉や素材にストレスを掛けたくないから全て手で」と語る、人の良い御主人が1人で切り盛りしてたのだが。
「こっち方面に来る理由が減ってしまった」と少し寂しそうに語るSSの横顔が見えた。
まぁ、違うお店で「茄子揚げ浸し蕎麦」の2倍盛りをいただく。
これはこれで美味い。
満腹になりマッタリしていると強烈な眠気に襲われ、もうここで上がっても良いかな?とさえ思ってしまう。
しかし、SS謹製の珈琲を飲みに沢に行くと、ムクムクと川に立ちたい欲求が。
SS謹製珈琲を頂いた後は、地図にも無いような名も無き沢を上がる。
手にはTIERIA Jr KZTRJ‐461ULS
そう!定価で税込み¥1,980-のグラスロッド。
かの有名な?「鱒レンジャー」より安かったりする(笑)
SSも同クラスのロッドを使うが、グリップ&ガイドを変更し「狭小域スペシャル」として立派?になっている(笑)
勿論シャレっ気もあるのだが、実は川幅1メートルにも満たないような流れにはベストマッチだったり。
すっかりイトウクラフトに馴染んでしまった僕の手には近距離キャストが難しい!!
「いかにも」ってポイントでは追いがあるが、どうしても口を使わせられない。
それに、獣道が沢を横切ってて熊の足跡あるし、新鮮な熊のウンチあるし、
SSは蛇を踏んだままで平気でキャスト&トゥイッチしてるし (; ;)
下半身をSSに踏まれ上半身を持ち上げ悶えてる蛇を見て、SSに一言。
「SS、右足を上げてあげて」
「あっ、全然気付いてなかった(笑)」とSS
SSの束縛から開放された蛇君は水面を渡り一目散に逃げていった。
もう、とにかくネイチャー過ぎて釣りに集中できない!
おいらは早々にギブアップ。
収穫少なそうな沢を後にする。
時間も16時になり、今期最後の入渓はやはり去年と同じ川に。
去年の最終は夕日をバックにSSの手から流れに帰っていくアマゴを見送って終わった。
センチになったオイラは魚なんかどうでもよくなり、1年の思ひ出に浸りながらキャスト。
最終釣行の寂しさを感じながらキャストをしていると、少しだがアマゴが戯れてくれた。
日も傾きオレンジに染まった頃、PEがリカバリー不能のトラブルに。
今更PEを切ってリーダー組み直すのも面倒臭い。
これでもか!という程の釣り師達の足跡の中を釣りするSSを眺めながらのんびり歩く。
いよいよ退渓点。今年も終わりか。
というところでSSのロッドにアマゴが!グルグルとローリング!!
日も暮れようという瞬間に、手を濡らし優しく支えるSSの手の間からスルスルっと帰って行くアマゴを見送って終わりとした。
最後までやってくれる男だぜ!
ほんの先程までの川を眼下に眺めながら、スナップを切りロッドからリールを外した瞬間、終わったぁという充実感に包まれた。
TIMON藤村氏より弊Facebookへ書かれた
「今シーズンは如何でしたか?
楽しめましたか?」の言葉、ジワ~って沁みた。
タックルデータ
(川、谷)
ロッド
ITO.CRAFT ExpertCustom560UL(改K)
リール
ABU Cardinal 33(改X仕様)
ライン
PE0.8号 + リーダー6lb
ルアー
RAYTUNE SA50RS
ANRE'S Shuri 45S
EGOIST Leaf Roots 40S
EGOIST Leaf Original 40S
それと
SA50RB
TX50SRD
の試投(ロスト)
(沢)
ロッド
TIERIA Jr KZTRJ‐461ULS
リール
ABU Cardinal 33(改X仕様)
ライン
PE0.8号 + リーダー6lb
ルアー
RAYTUNE SA50RS
EGOIST Leaf Original 40S
Posted by さかニイ at 12:57│Comments(7)
│トラウトルアー 釣行記
この記事へのコメント
さかニイさん、今晩(^O^)/ラスト釣行お疲れ様でした。釣りを通して、人との繋がりも色んな縁があるんだなと思いますよ。来季も楽しみましょう(^-^)
Posted by 夢追い at 2014年10月01日 23:08
〉夢追いさん
今年はありがとうございました。
今後とも宜しくお願いします。
釣りはやめられませんねぇ。
今年はありがとうございました。
今後とも宜しくお願いします。
釣りはやめられませんねぇ。
Posted by さかニイ
at 2014年10月01日 23:23

最終釣行お疲れ様~
僕も気になって数えてみたら108匹でした(笑)
今年は犀川殖産にも行ってみようと企んでます
あと今月の終わりに益田川漁協の釣り大会にも出ようと思ってます
海も行きましょうね~
僕も気になって数えてみたら108匹でした(笑)
今年は犀川殖産にも行ってみようと企んでます
あと今月の終わりに益田川漁協の釣り大会にも出ようと思ってます
海も行きましょうね~
Posted by ぴーた
at 2014年10月02日 20:41

〉ぴーたさん
ぴーたさんの釣果アップを毎回楽しみに見てましたよ。
仲間としても頼もしいかぎりでした。
まぁ、僕のは小物が殆んどですから(笑)
犀川殖産いいですねぇ!
難しめですか?
ぴーたさんの釣果アップを毎回楽しみに見てましたよ。
仲間としても頼もしいかぎりでした。
まぁ、僕のは小物が殆んどですから(笑)
犀川殖産いいですねぇ!
難しめですか?
Posted by さかニイ
at 2014年10月02日 23:04

四日市に来たら、美味しいトンテキ食べに行きましょう。
Posted by ito at 2014年10月04日 20:54
SS釣行面白いですね
Posted by ito at 2014年10月04日 20:57
>itoさん
橋上からの釣り楽しかったようで(笑)
コマギレ楽しみにしてます。
(もっと美味しいとこあれば案内願います)
橋上からの釣り楽しかったようで(笑)
コマギレ楽しみにしてます。
(もっと美味しいとこあれば案内願います)
Posted by さかニイ
at 2014年10月05日 20:01
