渓流で釣り鱒

２０１３年５月１８日（土）　晴れ

今週は色々と用事があり、釣行は控えるつもりだったんだが、ダメですねぇ。

我慢できなくて。

４時半にはＳＳの助手席に座り一路北上。（笑）

僕は年券を持ってないエリアだったので、日券を購入。
目的の地は、駐車場所から林道をひたすら歩くことになるポイント。

車を停めて入渓準備をしていると他車が、、、、、
カップルだ。
また１台
またもやカップルだ。
カップルでの釣行が流行っているのか？？

リグ組みも途中であるが「お先でぇす」と林道を歩き出す。
「ハアハア」
平気な顔で息一つ乱れないＳＳの横で、腹の出た我は「ハアハア」
運動不足？体重減らさなきゃ！！

適当なところから入渓。
まぁ、いつもの如く適当に追いアリィの、掛りアリィの、木に掛りアリィので楽しく釣り上がる。
今日は「ノータッチリリース」を心掛けてみようかな。

別にカッコイイ事を言うつもりも無く、崇高な理念を持ち合わせているわけでもない。
釣行を諦めていた今日、快く送り出してくれた家族への感謝で持ち帰るか？逆に万物に感謝してローインパクトにいくか？
ローインパクトに行こうという結論になっただけ。
本当にただ「なんとなく」

サイズが小さいとみるや、貫通するようなフッキングは入れない。
針先に乗せる感覚で引いてくる。
コレはコレで、来るべきメモリアルフィッシュとの格闘の為の練習になるかも！！（＾ ＾）
別に練習だからって全く苦痛でなんかない。むしろ楽しくてしょうがない（＾ ＾）

アウトドアシェフへと変身したＳＳの手際良くも美味い昼食＆焙煎したて珈琲の後、再入渓。
上流での工事の濁りが入り、今までとは違った条件で面白そう。

入渓直後のシャロープールで小物集団のチェイス！
濁りもある事だし、１箇所で数を釣る練習と思い、バイト後の集団からの引き離しに留意してみる。
針に乗った瞬間に魚の頭が向いている方向にティップを導く。
魚が反転したら、瞬時に反転した方向にティップを導く。
真っ直ぐ引くと魚が逆らおうと暴れるから、決して自分の方に真っ直ぐ引かない。
ファイトを楽しむサイズではない。真っ直ぐ引いても難なく取れるサイズだが、それでは大物時の為の練習にならない。
針が貫通しない微妙なテンションで場を荒らさないように迅速にかつ静かに寄せられるように心掛ける。
結果、立ち位置を変えずに４匹。まだ追加できそうだがＳＳを退屈させても悪い。

ＳＳ曰く「粘ればあと４つは追加できたんじゃない？」（笑）
我　曰く「飽きちゃった」（笑）
こんな事が言えるほど魚影が濃い場所だった。

工事現場を巻きさらに上流へ移動。
今度はクリア水の釣り。

ここで今日一番の釣りが。
キャスト、トゥイッチ、「お！？」小物に混じってえらい剣幕の１匹が。
でも喰わない！口を使わない！
再キャスト、ガンガン見てる！でも喰わない！
今の俺に可能な限りの超ハイパートゥイッチ！！
しかも左手の巻きは最小限！ほぼステイでのガンガントゥイッチ！！
エキスパートには余裕レベルかもしれないが、今の自分には会心のアクションが出来たと思う。
バシャ！！喰った！！
バシャバシャッ！！水面ファイト！
寄せ練習した事なんて頭から吹っ飛んで、自分方向に真っ直ぐテンションをかけて暴れさせていたことを後になって気付く。
「アッ！」バレタ！　バラサレタ　サヨウナラ。
でも気持ちよかったあ！（＾ ＾）
自分のイメージ通りの釣りができた瞬間ってこんなに気持ち良いんだ！（＾ ＾）Ｖ
そりゃキャッチできてこその釣りかもしれないが、でも嬉しかった。
ＳＳから「パパさんアクションとかは良いセンきてるよね、（あとはキャストだね）」と言われたのも嬉しい！（＾ ＾）
もぉ！ニコニコ！笑顔の俺！（＾ ＾）

退渓直前でＳＳの何気ないキャスト、「オッ！良いサイズのアマゴ？ヤマメ？じゃん！」
なんなくスーッと寄せる、背中のネットに手を伸ばそうとした瞬間！
それまで大人しかったソイツが不意に行動開始！逃亡。
バレタ魚を掬おうとネットを手に足を踏み出すＳＳ。笑えた。
エキスパートＳＳでも、そんな愉快なシーンあるんだ！？（笑）

ってわけで、ニコニコの釣行となった。

結果は一応「つ抜け」してるが、全てノータッチリリースなんで、魚写メはナシ。こんなテンポ良い釣行日も良いかな（＾ ＾）

使用タックル
ロッド
ITOCRAFT ExpertCustom EXC510UL
リール
Abu CARDINAL 33
ライン
PE0.6 + フロロ8ｌｂ
楽しんだルアー
EGOIST Leaf roots
Alexandra50
Buffet 55SD
Buffet 43S
他