☆バリスタSSのハンド焙煎珈琲。

さかニイ

2015年05月27日 15:46

僕は珈琲の種類やブランドなどの知識はカラッキシであるが、
飲むことに関しては無類の珈琲好きを自負している。


特に雑味のない美味しい珈琲は大好きである。
(1日500cc以上は飲んでいるかな)

釣りと同様に楽しみなのが、SSが淹れる珈琲である。
特に昨年より、1実に1粒しか入ってない「ピーベリー」と言われる、全収穫量の5%程度しか採れない芳醇な珈琲を飲ませてもらっている。
普通の珈琲は1実に2粒入っているのだが、1実に1粒しか入ってない「ピーベリー」、芳醇な美味しさの代償は希少で高価なのである。

彼が厳選して仕入れてきた生豆を、有田焼のロースターを振りながら、
爆ぜ音に耳を研ぎ澄まし「僕好みな煎り加減」で絶妙に焙煎。
※この「僕好みの煎り加減」が重要である。

軍手を複数枚重ねして「アチッ!アチチッ!アッッツ!」と叫びながら、煎ってる姿には感謝するが、やはり滑稽で笑えてしまう。


その煎りあがった豆を、今度は挽き具合を微調整しながら淹れる直前に「グ~リ、グ~リ」と手で挽く。
最近はこの「グ~リ、グ~リ」くらいは僕がやるように心掛けている。

沸かし加減、冷まし加減が絶妙な温度のお湯を、専用品のケトルで「垂直に」注ぐ。
粉が湯を吸収してポワっと盛り上がった状態を維持したままドリップされる様を見ているとワクワクしてたまらない。

旨み抽出と濃度調整が済んだら、すぐにドリッパーを降ろすのもいい。

1杯の珈琲を淹れる工程の全てを、当たり前の事を当たり前に手抜きせずに淹れる。

一切の雑みを排除した、珈琲が本来持っている「旨み」だけが抽出された美味しさ。

「この珈琲が飲めるだけでも最高の贅沢釣行ですよ」とMTに言わしめた事も頷ける。

☆シェフSSの青空レストラン。

美味しい珈琲と共に昼食もまた楽しみの大きなウェイトを占める。
SSとの釣行では、特段の理由がない限りインスタント食品を食べた記憶は稀である。

使い込まれた「中華鍋」が登場すると、そこはもはや厨房と化す。
MSRのストーブに点火され、食材が華麗に宙を舞う。

時には和食、時には中華、現地で炊飯される事もしばしば。

僕個人的には、彼が作る「肉そぼろ」は比肩するものがない程に絶品だと思ってる。
(その肉そぼろを贅沢に使った「タコライス」は頬が落ちるほど美味い!。)

ちなみに、今回のランチは「茄子ミートスパゲッティ」。

茄子を切り、中華鍋で胡麻油と辣油で踊らせる。


アルデンテに茹でられたパスタの上に、下拵えした茄子を並べ、
ミートソースをかけたら完成。


サイドメニューは、黄身とろ~り茹で玉子。

美味し!!


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