個人情報が叫ばれる昨今、どこまでプライバシーを明かして良いものかは迷うが、
工房を訪ねた際に雪と凍結と飲酒により帰宅困難となり、彼の友人からは貞操の危機を脅されながらも一夜を共にした、
そこで見た物とは、巨大な疑似餌!刺さったら病院行きな巨大フック!TVで憧れブランドの電動リール!などなど枚挙に暇が無い。
近所の川の釣りもしながら、オフショアのマグロ釣りまで嗜む男だったのだ。
知り合った当初は渓流オンリーかと思っていたビルダー(ごめんね)、
実は彼自身もけっこうなハンドメイドのユーザーであり、その外見から想像もできない勉強家。
見かけによらずシャイなのか?
写真を撮ろうとすると条件反射でこの顔をされ、なかなか素の顔を撮らせない(クソ!)。
しかーし!気の置けない友人にルアーの何たるかを語ってる時を狙うと。
ギャハハ!!どうだ!真剣な顔を撮ってやったぜ!!
(ここまで真剣な顔は、ひょっとしたらエロトークだったかも)
先の話で、縦釣り・横釣り・斜め釣り、色んな釣りをこなすビルダーだからこそのHang manの汎用性だったわけね。
①飛行姿勢が良い・飛距離がビューン
海では飛ばない風に弱いルアーはハナから土俵に上がれない。
高価な高比重タングステンによる重心集中が成せる抜群の飛距離と、低弾道でボサ奥まで打ち込めるアキュラシー性能。
②レンジを下げやすい
川からオフショアまで縦釣りを愛するがゆえに、フォールを物凄く大切に考えている。
アングラーが調整しながら沈下コントロールする性能を譲らない。
③そうとう根掛りしにくい
元よりアングラーが調整しながらレンジを下げているので、リップが石に当たったら即座にレンジを上げれるのだ。
すると、根掛り回収によってポイントを潰す回数も減る。
④リップが取れにくい、かつ堅牢である。
ボディの奥深くまで差し込まれたうえ、数CCで3,000円以上もする馬鹿げた接着剤により、ボディと完全一体化された強固なリップ。
プラミノーを凌駕する堅牢性で、リップを底石に当てながら平気で攻められる安心感。
⑤お値打ちである
こればっかりは個人差がある感覚だが、壊れにくく根掛りしにくいというのは財布に優しい。
そして意外と便利なのが、フックの大きさや種類による動きへの影響が比較的少ないこと。
コイツを基軸にすることにより、他ルアー達の使うべき状況がより明確になってくる。
そんなルアーだから、「とりあえずコレを投げて行き、あとは追々状況で考えよう」。
そんなルアーだから、ルアーに束縛されずに自由気ままに「自分の釣り」を楽しめる。
解かりにくいかもしれないが、そんな感じ。
どんな感じやねん!
今年も頑張ってもらいまっせ!
追記:ビルダーさん達って釣りも上手くて生み出されるルアーも良いものが揃ってて、使い手各人の好みかどうかだけなんですよね。
各々のアングラーの好みだって年々変わるし。
自分の好みのルアーに出会えると良いですよね☺️
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